1989年、東京都足立区で発生した「女子高生コンクリート詰め殺人事件」は、日本犯罪史に深い傷跡を残しました。
北海道放送によると、その加害者の一人であり準主犯格とされたBが、3年前に孤独死していたことが新たに明らかになりました。
事件から30年以上、加害者Bの孤独な最期
Bは事件後、約8年間の服役を経て1999年に満期出所しました。出所直後はコンピュータ関連の派遣業務に就くなど、社会復帰に向けた一歩を踏み出したかに見えました。しかし、その後は職場での孤立や精神的な不安定さから再犯に至り、再び服役を余儀なくされました。
その後も精神的な妄想に苦しみ、家族や社会との関係を築けないまま、引きこもり生活を続けました。最終的に彼の孤独死が確認されたのは、事件から30年以上が経過した2020年頃。部屋に閉じこもり、社会との接点を失ったまま生涯を閉じたといいます。
詳細：https://news.yahoo.co.jp/articles/2fd4423ef525023cf00078d18b2a45f9617776df
事件の加害者を巡る終わらない問い
Bの孤独死は、重大な犯罪を犯した者がその後どのように生き、死んでいくのかという現実を改めて突きつけます。Bは再犯を繰り返し、社会との接点を失い孤独死に至りました。その背景には、出所後に抱えた妄想や精神的不安定さ、そして社会の偏見や孤立が影響していると考えられます。
もちろん、事件の残虐性を考えれば、被害者やその家族にとっては加害者の行動やその後の人生など問題にもしたくないという感情があるでしょう。しかし、加害者がどのように罪と向き合い、再び社会に関わるべきかという問題を無視することは、さらなる犯罪を防ぐ観点からも難しい課題です。
Bの生涯が問いかけるのは、「重大な罪を犯した者に社会がどう向き合うべきか」という複雑で避けて通れない問題です。彼の孤独死を巡る議論は、社会全体でこの課題を考える契機になるかもしれません。
（文＝Share News Japan編集部）
ネット上のコメント
・Bは再犯してたよな
・こういう犯人て、もし娘ができて高校生まで成長したらどうするんだろうね。
・こう言う奴が人並みに死ねただなんて、世の中ってなんて理不尽なんだ。
・冥福をお祈りします…なわけあるかよ
・亡くなったら仏さんだけど この犯人はちょっと手を合わせらんない気分。
・私が50年以上見てきた事件で一番悲しく、惨たらしく、被害者が可哀想過ぎて涙が出ます。
・因果応報
