高齢者医療や介護費用を巡る議論が、SNSで激しい物議を醸しています。発端となったのは、92歳の義母を介護する投稿者（@gnpthnt311）のツイート。義母の介護費用が月20万円に上り、高齢者医療費が現行の1割負担から3割負担になった場合、その費用が3倍に増えることに対する懸念を訴えました。
これに対し、「なんで92歳の他人のババアを2年生かすのに、関係ない現役が4500万も払わないといけないんだよ！」という辛辣な意見が投稿され、多くのリツイートとコメントを集めています。
議論の発端「高齢者医療の負担増」の波紋
投稿者は、高齢者医療費の3割負担化が現役世代に与える影響について次のように述べています。
「義母の入院介護費用は現在月20万円。3割負担になれば約60万円に達する。これが現役世代にどれだけの負担を強いることになるか、みんな考えているのか？」
さらに、投稿者はこう訴えます。
「今の高齢者は若い頃に税金や保険料を払ってきた世代。医療のセーフティネットを壊せば、将来の私たちも大きなツケを払うことになる。」
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@l_La_Pinga_l
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なんで92歳の他人のババアを2年生かすのに4500万も関係ない現役が払わないといけないんだよふざけんな 自分で払えやクソが
ryozanpaku 💙ロシアによるウクライナ侵攻に反対する！💛
@gnpthnt311
ちなみに同居している92歳の義母が認知症と老衰で要介護5の認定を受け、もう二年余り入院しているが、その入院介護費用は約20万円に上る。高齢者医療費が3割負担になれば、この費用は3倍の60万円に近くなる。これが現役世代の肩にのしかかってくるのだが、みんな平気なのか？
午前5:49 · 2025年1月5日
2.5万
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https://x.com/l_La_Pinga_l/status/1875645811666853933
「お互い様」vs「自己責任」
この投稿に対し、SNSでは賛否が分かれる意見が飛び交いました。
肯定的な意見：お互い様の精神
「その92歳の方も、若い頃に保険料を支払ってきたはず。お互い様で支え合う社会が必要。」
「今は若者でも、いつかはみんな高齢者になる。セーフティネットを壊したら困るのは未来の自分。」
否定的な意見：自己負担を求める声
一方で、「なんで他人の親の介護費用を負担させられるのか」という厳しい声も見られました。
「自分の家族のことは自分で責任を取るべき。他人に負担を押し付けるな。」
「4500万円も他人に払わせるくらいなら、税金の使い道を見直すべきでは？」
「高齢者の医療費を削るよりも、外国人の不正利用をなくすべきだ。」
特に、「なんで他人のババアを2年生かすのに関係ない現役が4500万も払わないといけないんだ」という投稿は大きな注目を集め、賛同と反発が入り混じる形となりました。
議論の本質は「持続可能な社会モデルの構築」
この問題の本質は、高齢化社会における「持続可能な社会モデル」をどう構築するかにあります。現行制度では、現役世代の負担が増加しているのは事実です。一方で、現在の高齢者も若い頃に保険料を支払ってきた「お互い様」のシステムが根幹にあることも忘れてはなりません。
解決策としては、以下のような改革が考えられます：
不正利用の排除：外国人の医療費不正利用や社会保険制度の抜け道を徹底的に見直す。
財源の確保：高齢者だけでなく現役世代も含めた公平な負担を実現するための税制改革。
地域支援の強化：地方自治体と連携し、地域ごとに柔軟な介護・医療支援システムを構築する。
SNS上での意見の対立は、世代間格差への不満を強く映し出しています。「支え合い」と「自己責任」のどちらを優先するべきかは、社会全体での議論が不可欠です。
これからの日本社会がどのようなモデルを目指すのか。その行方を注視する必要がありそうです。
（文＝Share News Japan編集部）
ネット上のコメント
・これにおばあちゃんも同じだけ払ってるでしょってキレてる人がいるのが信じられん 92歳が若い頃に払ってた税金が今と同じ額なわけないのにそこに思い至らない？
・同じこと考えたことはあるけど自分の両親がこうなったらと思うと言えないな
・貧乏な国に生きるというのはこういうことだな。国自体が貧乏になるかどうかより、まず国民の思考が貧乏になる。惨めだ。
・自己責任という概念はどこに行ったのか
・他の人も言うように国のシステムが悪い。該当の92歳女性を責めるのはお門違いですわ。
・この人を咎めるポストが多いけど、「こんなことを考えてしまうほど若者が追い詰められている事実」はもっと深刻に受け止めるべきなのでは…となる
・浅いなぁ、若いなぁ。
