サガテレビによると、佐賀市のスーパーで、購入予定の商品に安価な別商品のバーコードを貼り付け、不正に精算したとして、窃盗および電子計算機使用詐欺の罪に問われている74歳の男の初公判が20日、佐賀地方裁判所で開かれました。
男は起訴内容を認め、検察側は懲役1年6カ月を求刑しました。
判決は2月3日に言い渡される予定です。
近年、セルフレジの普及に伴い、バーコードをすり替える手口による不正精算事件が各地で発生しています。
●全国の類似事例
・2023年、東京都:60代男性が日用品に別のバーコードを貼り付け、スーパーで数千円分を不正購入し逮捕。
・2022年、大阪府:同様の手口でブランド食品を安価に精算しようとした主婦が、店員に発見され逮捕。
●小売業界の対応
このような不正行為への対応として、多くのスーパーでは次のような対策を強化しています。
・AIカメラの導入:レジ周辺に監視カメラを設置し、不審な行動を検知。
・セルフレジのチェック強化:従業員によるランダムな精算確認の実施。
・バーコードの二重確認:特定商品に対するバーコードのスキャン履歴を監視。
過去にも類似の事件が発生
近年、セルフレジの普及に伴い、同様の不正行為が各地で問題となっています。
バーコードをすり替えて不正に精算する手口は、技術の進化により検出が難しくなっており、店舗側も対策を強化しています。
佐賀県内のスーパーでは、セルフレジ利用時に店員による確認の強化や、AIカメラを導入するなど、不正防止対策を進めているとのことですが、今後さらなる防犯対策が求められそうです。
ネット上のコメント
・なんでバレたんだ…!
・バーコードバトラー世代でもないのに…
・私は疑われたくないからセルフレジは極力使わない
・おお、ハックするとはやるなー、しかもその年で。
・なんかいもやってたんだろうね