はてな匿名ダイアリーに投稿された「タリーズコーヒー倒産してくれ!」という日記がSNSやネット上で話題になっています。投稿者は、タリーズコーヒーで働き始めて3ヶ月でバイトを辞める決断をした理由を赤裸々に綴り、労働環境の改善を訴えました。この投稿には賛否が集まり、労働環境に関する議論が盛り上がっています。
投稿者によると、タリーズコーヒーでは自宅でレシピやオペレーションを事前に学び、完全に暗記することが求められたといいます。その時間は無給であり、「eラーニング」という学習システムを活用するものの、膨大なスライドや動画を視聴しなければならないことが負担だったと訴えています。
「こんなん全部見る時間あったら司法試験通っちゃうよ!」
特に投稿者が問題視したのは、採用時に「eラーニングは勤務中に見る」などと説明されていたにもかかわらず、実際は自宅で覚えることが要求された点でした。「嘘つき!倒産しろ!」と強い怒りを表明しています。
投稿者は仕事に追われる私生活や体調不良もあり、十分にマニュアルを読めなかった結果、店長から厳しい叱責を受けたといいます。
「勉強してきてねじゃねぇよ。お前らが労働基準法を勉強してこい。」
時給が最低賃金であることも不満に感じ、「労働基準法を守らない会社に礼儀を払う必要はない」と述べ、簡単な退職の意思を伝えてそのまま出勤をやめたと明かしました。
この投稿には多くの反響が寄せられました。一部の人々は投稿者に同情し、「こういう労働環境は改善されるべき」と支持。一方で、「バイトとはいえ仕事のための努力は必要」「嫌なら最初から入らなければいい」といった批判的な意見も見られます。
投稿者自身も「肯定的な意見は少ないだろうと思っていた」と述べながらも、「一緒に怒ってくれる人がいるのは驚きだった」との心境を綴っています。
投稿者によると、この問題については既に労働基準監督署に通報済みであり、対応を待っている状態とのことです。また、過去に働いた小規模なケーキ店では迅速に是正された経験を踏まえ、大手企業に対する労基の対応の遅れを指摘しつつ、「こういう環境が是正される世の中になってほしい」と述べています。
最後に投稿者は、「次はゲーセンとかで働きたい!」と前向きな意欲を示して日記を締めくくりました。この投稿をきっかけに、労働環境やバイトに求められる責任の範囲について議論が広がっています。
タリーズコーヒーの労働環境を巡る投稿は、働き手の権利や労働基準法の重要性を改めて考えさせられるものとなりました。バイトの業務にどこまで求めるべきか、企業が守るべきルールとは何か、議論が続くことが期待されます。
参考:https://note.com/s_tameiki/n/n92dfdcac65a4
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・勤務時間外にマニュアル読ませるのはダメだからね。
・事実に基づいたブラックな事なら 労基とかに訴えるよりネットで晒して悪評を広めた方が 手っ取り早く企業が動くと言う事象が多すぎてなあ。
・因みにスターバックスはバイトにも70〜80時間の座学と実践の研修があり交通費も時給も出るそうです。まあその分採用のハードルも高そうだし緩くやりたい人には向かなそうだけど
・司法試験に受かるわけないだろ舐めてんのか
・脅迫ですね 通報しましょう
・リーマンとか家に仕事持ち帰ってやるの普通やしな
・どこ行っても文句言ってそう