1月1日に放送されたお正月恒例の人気番組『芸能人格付けチェック』が、視聴者からの批判を浴びています。
問題となったのは、「高級中華」と「町中華」を比較し、後者を「不正解」とする演出。一部の視聴者からは「町中華を軽視している」「失礼だ」という声が上がり、SNS上で議論が白熱しています。
問題の内容
番組では、ミシュラン星付きシェフが作る「高級中華料理」と、老舗の町中華店が提供する「町中華」を比較。正解とされるのは高級中華であり、町中華は「不正解」として扱われました。
番組の趣旨上、味や価値を比べる企画ではありますが、「町中華」を不正解にするという判断が視聴者の反感を買ったようです。
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ネスト
@Nest_magireco
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格付けチェック
この番組好きだけどハズレを町中華の料理にするのは失礼過ぎる。
何十年もそれで生きてきた人の料理を何だと思ってるのか…
お金持ち相手に高い具材で商売するプロと、庶民相手に手頃な値段で商売するプロってだけの違い。
同じ人で食材変えただけなら納得できた
これだけは認めない https://pic.x.com/dqUI0EHYHf
午後5:38 · 2025年1月1日
214
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ネットの反応
SNS上では以下のような批判が多数見られました。
・「町中華の大将を不正解扱いするなんて失礼だ!」(@kago3さん)
・「高級中華も素晴らしいけど、町中華は庶民の味で日本の文化の一つ。これを不正解っていう番組の価値観が残念」(@sayaさん)
・「予算や食材が違うんだから、プロの技術を比較するだけでよかったはず」(@GoHeavenさん)
・「ミシュラン星付きシェフが作った料理だからって必ずしも美味しいわけじゃない。町中華の味には別の価値がある」(@take_nrさん)
一方で、「あくまで番組の演出」「エンタメとして楽しむべき」と擁護する意見も一部見られましたが、多くの人が「町中華を軽視するのは違う」と感じたようです。
この問題の背景には、視聴者が「町中華」に特別な親近感を抱いている点があるようです。町中華は高級料理とは異なり、庶民の食文化として長年愛されてきた存在です。その味や雰囲気は、価格や見た目では測れない「心地よさ」を提供しています。
また、番組が「町中華は不正解」と位置づけたことで、長年町中華に情熱を注いできたシェフやファンに対する配慮が欠けていたとの印象を与えたのではないでしょうか。比較すること自体はエンタメ要素として成立しますが、表現方法にもう少し慎重さが求められたと言えそうです。
今回の件は、番組制作側が視聴者の多様な価値観や文化に対する感受性を考慮する重要性を示しています。特に、庶民の生活や文化に根付いた「町中華」を軽視するような演出は、今後の番組作りにも影響を与えるかもしれません。
『芸能人格付けチェック』は長年愛されてきた番組ですが、今回の反響を受け、視聴者との共感を得るための新しい演出が求められる局面にあると言えそうです。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・昔から高級品を当てる企画をやってるのになぜ今になってケチつけるのですか?
・名前まで出しちゃってるのやばいですね。
・これは完全に同意。
・認めないのは勝手だけど、失礼かどうかは分からんなぁ。
・しょうもない揚げ足取りだな
・浜田チャーハンが一番レアと言う
・おもちゃのトランペット(れっきとしたプラスチック製トランペット)
これも酷かったな