2025年1月2日に行われた第101回東京箱根間往復大学駅伝の往路で、東京国際大学のリチャード・エティーリ選手(2年)が見事な走りを見せ、2区で12人抜きの快挙を達成しました。
エティーリ選手は1時間5分31秒の区間新記録を樹立し、「花の2区」にふさわしい圧巻のパフォーマンスを披露しました。
圧倒的なスピードで12人抜き
5000メートルと1万メートルの日本学生記録保持者であり、「史上最速留学生」とも呼ばれるエティーリ選手は、タスキを受け取った瞬間から猛スピードで飛び出しました。3キロ地点で10人を一気に抜き去ると、その後も勢いは衰えず、7.5キロ地点では駒澤大学のエース・篠原倖太朗選手(4年)を抜き去り、12キロ付近では早稲田大学の山口智規選手(3年)もかわして計12人抜きという驚異的な結果を残しました。
トップの中央大学・溜池一太選手(3年)に追いつくことはできなかったものの、1時間5分49秒の従来の区間記録を大幅に更新する1時間5分31秒をマーク。この記録は、歴史ある箱根駅伝に新たな1ページを刻むものとなりました。
レース後のコメント
エティーリ選手はレース後、「とてもタフでハードな区間だったけど、区間新記録をマークすることができてうれしいです」と語り、白い歯を見せながら喜びを表現しました。異国の地で日本の学生駅伝界に旋風を巻き起こす彼の姿は、多くの観客を魅了しました。
ネットの反応
エティーリ選手の圧巻の走りに、SNSでは称賛の声が殺到しました。
「箱根史上最高レベルの走り!留学生の本気を見た!」
「12人抜きとかマンガでもなかなか見ない展開…感動した!」
「東京国際大学の時代が来た。エティーリの走りは未来を感じる」
「駒澤や早稲田が抜かれるとは…。エティーリ、恐るべし!」
一方で、各校エースが次々と抜かれるシーンに驚きを隠せない声も。
今回のエティーリ選手の快挙は、箱根駅伝における留学生選手の存在感をさらに高める結果となりました。「12人抜き」という数字は圧倒的で、彼の走りが他校の戦略や選手層にどれほどの影響を与えるかは計り知れません。
また、留学生選手の活躍が増える中で、日本人選手との切磋琢磨が今後の駅伝のレベルをさらに引き上げることは間違いありません。エティーリ選手の激走は、単なる記録更新にとどまらず、駅伝の未来を示す象徴的な瞬間だったと言えるでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・いつも通りやん
・もう全員アフリカ人でいいじゃん
・駅伝名物じゃんか 珍しくもなんとも無い
・女子はなんで出てないの
・もはや何のためにやってるのかわからん
・肉体的には最強だからな
・もうアフリカ駅伝やん