「難民」でなく「就労目的」… トルコ大使、川口クルド人の出稼ぎ認める「難民制度を悪用」
埼玉県川口市に在留するトルコの少数民族クルド人に関する問題について、コルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使が産経新聞の取材に応じ、日本に滞在するクルド人の多くが「経済的理由」で来日しているとの見解を初めて示しました。
産経ニュース
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トルコ大使も川口クルド人の出稼ぎ認める「経済理由、われわれも共有」「難民制度を悪用」
https://sankei.com/article/20241130-PBK4PBR2CBPG5PG5U25N6UT2QM/
コルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使は「経済的な理由が多いことは、われわれも認識を共有している」と述べ、彼らが「難民」でなく「就労目的」との見解を初めて示した。
https://www.sankei.com/article/20241130-PBK4PBR2CBPG5PG5U25N6UT2QM/
埼玉県川口市に在留するトルコの少数民族クルド人が法務省から「出稼ぎ」と断定されていた問題で、コルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使は産経新聞のインタビューに応じ、「経済的な理由が多いことは、われわれも認識を共有している」と述べ、彼らが「難民」でなく「就労目的」との見解を初めて示した。
大使は、産経新聞の現地取材や、平成16年に法務省入国管理局(現・出入国在留管理庁)が川口のクルド人の出身地をトルコで現地調査した結果などを受けて取材に応じた。
大使はクルド人の難民該当性の薄さが裏づけられたことについて「その点は、まさにわれわれも共有している。クルド人が経済的または社会的な理由で来日することはよくある」と、就労目的との見解を初めて示した。
その上で、クルド人が「違法な形で日本に滞在し、難民認定制度を悪用して滞在を引き延ばしている。これこそが問題だ。トルコ共和国としてこの現実は決して後押しできるものではない」と述べた。
トルコと日本の査証(ビザ)相互免除については「経済的なメリットもあり、長期的な観点から当然維持されるべきだ」としながら、「悪用されるなら、日本の警察当局や入管庁などとも連携して阻止していく。最も重要なことは日本の法令を順守することだ」とも強調した。
クルド人問題の背景
埼玉県川口市にはトルコ出身のクルド人が多く在留しており、難民認定申請を行いながら長期間日本に滞在しているケースが目立っています。
一方で、法務省の調査では、彼らの多くが出身地で迫害を受けた証拠が乏しく、経済的理由での出稼ぎが主な目的とされる事例が多いとされています。
今後の対応と課題
クルド人問題をめぐる今回の大使の発言は、日本の入国管理制度の課題を浮き彫りにしています。
難民認定制度が適正に運用されるためには、経済的理由での申請と真の難民申請を区別する仕組みが求められます。
また、トルコ側の見解を受けて、日本政府や自治体、国際社会がどのように対応していくのかが今後の焦点となります。
法的な対応だけでなく、クルド人を含む外国人が日本社会にどのように適応し、共存していくかも重要な課題として議論されるべきでしょう。
ネット上のコメント
・良い流れだ。
・トルコ大使も認めましたね
・このようなことはすでに日本政府に通知していたとの話も聞いたが、政府は黙認してきたということだろうか。
・産経新聞さんいいぞー!
・日本の政治家や役人よりも トルコ大使の方が我々寄りなのがとても心強いです。
・産経新聞様、コルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使ありがとうございます🙇
・>難民制度を悪用 ここまではっきり言っちゃってるんだなw