元海上保安官で知られる一色正春氏が12月24日にX(旧Twitter)で投稿した財務省に関するコメントが、大きな議論を呼んでいます。
一色氏は財務省について「何だか近年、財務省が日本を裏で操っているなどという話が喧伝されていますが」と前置きした上で、「勉強ばかりして遊んだことがない人たちが、女性器を見ながらしゃぶしゃぶを食べるという遊びをして顰蹙を買った結果、分割解体された」と、かつての「しゃぶしゃぶ事件」に触れ、「分割解体された省庁の一つが財務省というもの」と説明。「若い人たちは知らんのでしょうな」と過去のスキャンダルとその影響について改めて指摘しました。この投稿は2.7万件以上の「いいね」を集め、多くの議論を巻き起こしています。
財務省と「しゃぶしゃぶ事件」の関係
一色氏が言及した「しゃぶしゃぶ事件」とは、1998年に旧大蔵省(現財務省)の職員が接待を受ける中で起きた不適切な行動を指します。このスキャンダルは「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」とも呼ばれ、当時の大蔵省の幹部職員が特定業界からの接待を受け、倫理観を欠いた行動を取ったことが問題視されました。
この事件は、国民の怒りを買うと同時に、政府による行政機構改革の契機となり、大蔵省の分割・解体を招きました。その結果、現在の「財務省」と「金融庁」が設立され、財政と金融行政が分離されるに至りました。
賛否両論が交錯
一色氏の投稿は、X上で多くの反響を呼びました。
●共感・肯定的な意見
「若い世代が知らない過去の事実を掘り起こすのは意義がある」
「財務省がかつて解体された理由を理解することは重要」
「過去の事件を振り返ることで、現在の行政改革の必要性が見えてくる」
●批判的な意見
「過去の事件を今持ち出しても、現状の課題解決には繋がらない」
「財務省全体を否定するような言い方は極端すぎる」
「話が過激すぎて、真面目な議論を妨げるだけでは?」
過去の反省と現在の課題
一色氏の発言が注目される背景には、財務省に対する世間の不信感や、過去の問題が現在にどう影響しているかへの関心があると考えられます。確かに、過去の「しゃぶしゃぶ事件」は財務省の分割・解体を招くほどの社会的影響を与えましたが、同時にその後の改革がどのように機能しているかを再評価することも重要です。
現在の財務省がこの歴史からどのように改善を図り、国民の信頼を得ようとしているかを検証することが、建設的な議論を進める鍵となるでしょう。
財務省を巡る過去と現在の関係を再考し、行政機構の透明性向上や改革の必要性を考える場として、この話題を活用するべきではないでしょうか。
https://sn-jp.com/
ネット上のコメント
・なんちゅうアフォなのか😓
・ノーパンしゃぶしゃぶ 大蔵官僚とMOF担
・あの事件で大蔵省から財務省に名前を変えただけで終わらせず、歳出と歳入両方の権限を財務省に与えず、別々に管理する省もしくは機関に変えるべきだったと思います。
・その反省も忘れ去られ更なる悪になったのが今の日本です
・それのせいで財務省設置法が設けられ、財政健全化を任務とする事になった。つまり、我が国はノーパンしゃぶしゃぶのせいで緊縮財政に縛られる結果になってる笑えない笑い話😇
・そもそも選挙で選ばれてもいない官僚ふぜいが権力を持つというのがおかしな話です
・一種のハニートラップでしょう。弱み握られてロボットになるしかない