高校無償化に、社民党副党首「朝鮮学校は完全にこの議論から無視されていることを忘れてはならない」
高校無償化と朝鮮学校の扱い
新年度から私立高校の所得制限撤廃へ
政府は新年度から高校無償化政策を拡大し、公立高校の授業料を免除するだけでなく、私立高校の生徒にも一定額を支給する方針を決定しました。
また、これまで適用されていた所得制限も撤廃されることになり、より多くの家庭が支援の対象となります。
朝鮮学校は対象外のまま
しかし、朝鮮学校についてはこれまでの高校無償化政策の対象外とされてきました。
政府はその理由として「各種学校として認可されているものの、日本の学習指導要領に基づいた教育を行っていないこと」や「運営資金の一部が朝鮮総連を通じて北朝鮮に流れている可能性がある」などを挙げています。
このため、今回の所得制限撤廃の議論においても朝鮮学校は対象に含まれませんでした。
https://x.com/ohtsubakiyuko/status/1894391632235303150
ネット上の反応
ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
■そりゃ北朝鮮は日本の植民地じゃないからな 北朝鮮に主権国家としての矜恃があるなら、民族教育に日本政府からの施しは失礼だろ。
■北の国に出して貰えば済む話ですよね インターナショナルスクールも無償化対象ではないですから
■それなら他の外国語学校も自動車学校も無償化しろということになるんだから 朝鮮学校が学習指導要項を満たす学校になってないから対象外になってるんだから無理なものは無理ですわ。これは差別ではないです
■な?やっぱおかしなこと言ってるぞ。
■一条校じゃなくて各種学校なんだから当然だろ。 何言ってんだ?
■自動車学校、各種専修学校も議論の対象ではありません。 理由はお分かりですよね国会議員なら
■高校じゃないですからねえ
教育支援の公平性が問われる
国の方針と支援対象の線引き
政府は「日本の教育制度に基づいた学校を支援する」という立場を維持しており、朝鮮学校のような外国人学校は無償化の対象外となっています。
すべての子どもに平等な教育機会を提供すべきという意見がある一方で、朝鮮学校に対する支援が北朝鮮政府との関係性の問題と絡むことで、政治的な議論に発展しています。
教育の公平性をどこまで保証するのか、そして政治的背景をどこまで考慮するのかという点が、この問題の大きな焦点となっています。
高校無償化の拡大をめぐり、国民の間でも意見が分かれる中、政府の方針に対する批判や議論は今後も続くとみられます。
社民党副党首の大椿ゆうこ氏がXで「朝鮮学校は完全にこの議論から無視されていることを忘れてはならない」とポストし、高校無償化政策から朝鮮学校が除外されていることに対する問題提起を行いました。
この発言を受け、ネット上では批判の声が多数寄せられています。
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