3月7日・8日に福岡で開催予定のイベント「FUKUOKA YELLOW FES」に、タレントのつるの剛士氏がゲストとして登壇することが発表されました。
しかし、彼の過去の発言を理由に「女性の権利を尊重するイベントにふさわしくない」とする批判が一部で上がり、SNS上で議論が巻き起こっています。
イベントと登壇者選定をめぐる論争
つるの剛士氏の登壇が問題視された背景
「FUKUOKA YELLOW FES」は、女性の健康やライフスタイルを支える技術やアイデアを紹介するイベントとして開催されます。
国際女性デー(3月8日)に合わせた企画であり、女性の生き方や権利について考える場として位置づけられています。
しかし、SNSユーザーのみさこみさこさん(@misako_san_)は、つるの剛士氏の登壇を問題視。
過去の外国人差別発言や、選択的夫婦別姓に反対する発言を理由に、「このイベントにふさわしくない」と主張しました。
さらに、イベント事務局に対して「つるの剛士氏の登壇を取りやめてほしい」とメールで要請したことを明かしました。
これに対し、事務局側は「イベントの目的に沿って関係者と慎重に協議を重ねた上で決定した」と回答。その後も論争が続きました。
つるの剛士氏の反論
つるの剛士氏はこの件について自身のX(旧Twitter)で反論。「人にはそれぞれ考え方があるのは当然」とした上で、「勝手な妄想、言いがかり、決めつけ」「イベント関係者のお手間を取らせないでほしい」と批判しました。
さらに、「どんな素晴らしい主張があっても、このようなやり方では共感されない」とし、「単純に不気味」「本当に悲しくなる」と述べました。
ネット上の反応
ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
・つるのさんの仰るとおりです。ぜひ、イベントでは正々堂々とつるのさんの思いの丈をお話しくださいませ。私たちはつるのさんを応援しております。
・あの界隈は「自分と異なる考え」を抹殺せんという思想なのでね
・これはひどい。 これは言論封殺であり卑怯ではないでしょうか? つるのさんを応援します。
・つるのさんを応援します!
・こういうのに屈しないで開催してほしいです。 成功した前例を作られると、他の人たちにも嫌がらせが後を絶たなくなりますから。
・事務局の対応もまともで良かったです! つるのさん応援しております
・頑張れ!つるのさん! ウルトラマン時代から応援してますが、選択的夫婦別姓に絡んでから、更に応援してます!
多様な意見を尊重するイベント運営の重要性
異なる意見を排除せず、議論を深める場を
今回の議論は、「異なる考えを持つ人をイベントに登壇させるべきか?」という点で意見が分かれました。
しかし、多様な価値観を受け入れることこそが、社会の健全な議論を促進するカギとなるのではないでしょうか。
イベント運営側の判断を尊重する姿勢が求められる
イベントの登壇者は、運営側が慎重に協議した上で選定されています。
個人の意見による圧力ではなく、議論の場を尊重し、互いの考え方を認め合うことが、今後のイベント運営のあり方として求められるでしょう。
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