Sunday, February 23, 2025
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日米首脳「ケミストリー合った」自民・木原稔氏 会談は公明「100点」れいわ「10点」

与野党幹部らが出演した9日のNHK番組「日曜討論」では、石破茂首相が7日に行ったトランプ米大統領との首脳会談の内容を評価する声が相次いだ。自民党の木原稔前防衛相は、両首脳の相性について「ずいぶん心配する声もあったが、ケミストリー(相性)が合ったという人が多い。いい意味で化学反応が起こったのではないか」と指摘した。

「順調なスタート」
木原氏は「ひいき目に見ても高く評価されている。(首脳会談の)タイミングもイスラエル首相に次いで2人目だ。日本重視の姿勢が表れている」と述べた。

公明党の岡本三成政調会長は「100点満点だ。欧米の主要なメディアも高い評価になっている。今後議員外交で政府をサポートする」と述べた。トランプ氏を原爆が投下された広島に招きたい考えも示した。

野党の幹部も、会談への好意的な反応が目立っている。

立憲民主党「次の内閣」でネクスト外相を務める武正公一衆院議員も「順調なスタートとの評価だろう」と語った。トランプ氏が表明した世界保健機関(WHO)からの再離脱などについては「(首相が)指摘できていないとの課題が残る」と述べた。

日本維新の会の岩谷良平幹事長も「日本が米国にとって極めて重要な同盟国であると確認できたのは高く評価したい。北朝鮮や中国の脅威に対する認識も共有できた」と述べた。

平壌の連絡事務所案を支持
一方、国連東ティモール暫定統治機構(UNTAET)の地方行政官などを務めたれいわ新選組の伊勢崎賢治・政策委員(外交・安全保障担当)は、首相について「一緒に活動した盟友だからきついことは言いたくない」と言及したうえで、「100点満点の10点くらいだ。間違った政治判断で自衛隊員を1人も犠牲にしたくない。その可能性がこの日米会談で濃くなった」と懸念を述べた。

北朝鮮による拉致問題の解決を巡っても「全員返せと願いたいが、『真実の究明』にマインドセットを切り替える必要がある。首相の掲げた連絡事務所の設置を支持したい。『真実の究明』のための日朝国交回復の正常化を支持したい」と述べた。(奥原慎平)

https://www.sankei.com

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