フジテレビは1月20日、同社専務取締役の矢延隆生(やのべ たかお)氏が14日に死去したことを発表しました。
矢延氏は、かねてから病気療養中であり、死因は「原発不明がん」とされています。享年60歳でした。
同社の発表によると、「矢延隆生は1月14日、原発不明がんにより60歳で逝去し、同日をもって取締役を退任いたしました。
生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせいたします。なお、ご葬儀はご遺族の意向により近親者のみで執り行われました」とコメントしています。
矢延氏は2024年内の定例会見には出席していたものの、今月17日に行われた1月度の定例会見には姿を見せていませんでした。
フジテレビでの経歴
矢延氏は1992年(平成4年)にフジテレビへ入社。
その後、2014年6月に人事局長、株式会社フジ・メディア・ホールディングス人事局長を歴任しました。
情報制作局長や編成制作局制作センター制作局長として、スポーツやバラエティ番組の制作にも携わり、『プロ野球ニュース』『すぽると!』『うまッチ!』などの番組に関わりました。
2022年6月に取締役に就任し、2024年6月には専務取締役に昇格しました。
突然の訃報に驚きの声
矢延氏の死去は突然の発表であり、フジテレビ社内やメディア関係者の間では驚きの声が広がっています。
特に、フジテレビが現在直面している一連のトラブルの最中での訃報に、同社の経営に与える影響も注目されています。
近年、フジテレビでは経営環境が厳しさを増しており、矢延氏もこれまで番組制作や組織運営の面で重要な役割を果たしてきました。
今後の経営体制の行方にも関心が集まっています。
フジテレビは「故人の遺志を尊重し、社業に邁進する」とし、故人の功績を称えるコメントを発表しています。
ネット上のコメント
・タイミング合かが……ご冥福をお祈りします
・ご冥福をお祈りします。しかし、このタイミング…
・ご愁傷様です🌸
・ご冥福をお祈りします🙏🏼
・辛かっただろうに、御冥福をお祈りします。