美容外科業界で多くの技術を開発し、それを「無償で公開した」とする高須克弥院長が、自身の発明を他者が特許として出願しているケースについて問題を提起しています。
糸リフトや埋没法の二重手術、超音波脂肪吸引など、現在の美容外科業界で広く使われる技術を発明した高須院長。「美容外科の発展のために無償で公開した」と述べつつ、一部の医師や企業がこれらの技術を特許として出願し、自身が開発した技術を「乗っ取っている」状況に対し憤りを表明しました。
他人による特許出願の実態
美容外科分野において、特定の技術が無償で公開される場合、特許として保護されなければ第三者による出願が可能となります。高須院長の主張によれば、彼が開発したとする以下のような技術が他人によって特許出願され、独占的に利用されているケースがあるといいます。
・糸リフト技術
皮膚のたるみを改善する美容整形の代表的手法で、特許出願された類似技術が存在。
・埋没法の二重手術
これも「高須院長が開発した」とされていますが、類似技術の特許が複数存在している。
・脂肪吸引技術
超音波を利用した方法も、第三者による特許登録が確認されています。
特許法の観点
特許法では、新規性や進歩性があれば、第三者による特許出願が可能です。仮に高須院長が技術を無償で公開したとしても、公開時の形式や内容によっては、新たな特許取得が合法的に行われる余地が生じます。
公開技術が特許の対象となるかどうかは以下に依存します。
●公開の方法
正式な技術公開の形が不十分であれば、新規性が認められる可能性がある。
●特許申請のタイミング
他者が先に特許出願した場合、発明者であっても特許を取得できない場合がある。
高須院長の見解
高須院長は「美容外科の技術は多くの患者を救うため、業界全体に貢献するべき」として無償公開の意図を語っています。しかし、自身が開発した技術が他者によって独占され、経済的利益に利用される現状に対しては、「非常に悔しい」と述べています。
ネットの反応
高須院長の主張に対し、ネット上では様々な意見が寄せられています。
●支持する声
「技術を無償公開するなんてすごいこと。評価されるべき。」
「高須先生の功績が正当に扱われるべきだ。」
●批判的な意見
「無償で公開したなら、特許化されるリスクを覚悟すべきだったのでは?」
「公開した後の管理を怠った結果では?」
解決策の可能性
高須院長が指摘するような「技術の乗っ取り」を防ぐためには、以下のような対応が必要と考えられます。
・適切な特許出願
無償公開する場合でも、特許出願後に権利放棄する形で技術を守ることが可能。
・ライセンス契約
技術利用者に対し明確な使用条件を示すことで、不当利用を防止。
業界内の共有ガイドライン
発明者の権利を守るため、業界全体での共通ルールの策定が重要。
高須克弥院長が指摘する美容外科技術の「無償公開」にまつわる問題は、特許法の限界と公開技術の管理の難しさを浮き彫りにしています。
今後、業界全体でこうした技術の正当な扱いを議論し、解決策を模索することが求められます。
ネット上のコメント
・皆さん、これ本当の話です。皮膚科形成外科のレーザー機器の営業をやってましたが、高須先生は学会で公開オペしながら講演していました。ご自分の技術・手技をフルオープンなんです。本当に今の技術の多くは高須先生が公開した為に、発展したものと思います。
・今からでも特許とってください
・自分の発明した物を、何かをより発展させる為に無償で公開などという事をできる人は本当に少ないと思います。本当に尊敬しかないです。高須先生万歳。
・かっちゃんますます尊敬なう
・そのうち、高須克弥先生を通名する曲者が現れるでしょうから、商標登録してみては?
・やっぱり高須先生はスゴイですね❗️
・英雄すぎる!