共同通信によると、中国当局が2015年に邦人女性を拘束した際、日本国内での行動を理由にスパイ罪を適用していたことが明らかになりました。
女性は東京都内で中国側の見解を聞き、日本政府関係者に内容を伝えた後、上海を訪れた際に拘束されました。国家機密に該当する情報は含まれないとされたものの、懲役6年の実刑判決を受け服役しました。邦人の日本国内での行動が中国のスパイ罪の対象となったのは初めてとされています。
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【6年間服役】邦人女性の日本での行動にスパイ罪適用、中国出張中に拘束 中国当局
https://news.livedoor.com/article/detail/27865775/
女性は尖閣を巡る見解を東京都内で中国側から聞いて日本政府側に提供した後、上海出張中に捕まった。国家機密の情報は含まれないと判断されたものの、懲役6年の実刑判決を受けて服役した。
https://x.com/livedoornews/status/1873703987784081909?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1873703987784081909%7Ctwgr%5Ebcdad937615833096be37cf8d938ca069e5a50d2%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fsn-jp.com%2Farchives%2F227027
北京市内に設置された監視カメラ(手前)と掲げられた中国国旗=3月(共同)
中国当局が2015年に邦人女性を拘束した際、日本国内での行動についてスパイ罪を適用していたことが30日分かった。沖縄県・尖閣諸島を巡る見解を東京都内で中国側から聞いて日本政府側に提供した後、上海出張時に捕まった。国家機密の情報は含まれないと判断されたものの懲役6年の実刑判決を受け、服役した。複数の日中関係筋が明らかにした。国家安全を重視する習近平指導部の強硬姿勢が浮き彫りになった。
邦人の日本での行動に対するスパイ罪適用が判明したのは初めて。日本政府は事態を把握したものの公表していなかった。中国当局が証拠を押さえるため日本で情報収集活動を行った可能性も懸念される。
日中関係筋によると、女性は60代で、12~13年に在日本中国大使館の関係者と都内で複数回にわたり面会。日本政府による12年の尖閣諸島の国有化を受けた日中対立について意見を聞き取り、日本政府関係者2人に内容を伝えた。
上海市の高級人民法院(高裁)は19年2月の判決で、スパイ罪が成立すると認定した。(共同)
https://news.livedoor.com/article/detail/27865775/
「日本政府の対応」に厳しい声
SNS上では、この件に対する日本政府の対応に批判が集まっています。
「なぜ日本政府は公表しなかったのか」「邦人を守る姿勢が弱すぎる」といった声が目立ちます。また、「中国の行動は過剰であり、外交的圧力をかけるべき」との意見や、「これでは日本国内での自由な活動も監視される可能性がある」との懸念も広がっています。一方、中国の厳格な国家安全政策に理解を示す少数意見も見られます。
日本国内での影響と今後の課題
この事案は、日本国内での活動が外国政府のスパイ罪に問われる可能性を示した重要なケースです。日本政府としては、邦人の安全確保と情報活動に関する透明性の向上が急務です。
また、外交的な対応についても、国民に十分な説明を行う必要があります。同時に、日本国内で外国政府による情報収集活動が行われている可能性への警戒も高まるべきでしょう。
この件は、日中間の緊張がいかに個人に影響を及ぼすかを示す一例であり、政府や社会全体としての対応が問われています。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・「日本政府は事態を把握したものの公表していなかった。」ここが一番重要じゃないのか?
・え?どゆこと?
・こわっ
・怖い怖い。Chinaは日本人を招き入れるフリをしてスパイ容疑で捕まえるんだよ。行ってはいけない。
・日中友好がなんだって?なぁ、外務大臣さんよぉ?
・報道されてないだけで、今も刑務所に入れられてる日本人は1,000人近くいるのかも知れない。
・えっ?はぁ!?😳