中国を訪問中の岩屋毅外相が、出発前の中国メディア取材で「村山談話と河野談話を継承する」と発言したことが、日本国内外で議論を巻き起こしています。特に、この発言が中国SNSの微博(ウェイボー)で注目され、日本国内でも保守層を中心に批判が殺到しています。
発言の内容
岩屋外相はインタビューの中で、日本と中国の歴史問題に触れ、「村山談話と河野談話を継承する」と明言しました。さらに、「わが国は一時期国策を誤ったと思っている」と述べ、過去の歴史認識についての考えを示しました。
また、「片や反日、片や嫌中みたいな状況をぜひ解消したい」と語り、中国を「永遠の隣人」と位置付け、平和的な日中関係の重要性を訴えました。
中国ネット上の反応:歓迎と警戒の声
岩屋外相の発言は、中国のネットユーザーから大きな関心を集め、様々な反応が寄せられました。
●歓迎の声
「人間らしい言葉が聞けた」
「誠意を見せてきた発言。これは良い兆しだ」
「中日は引っ越すことができない隣人。平和的な関係であるべき」
●警戒や批判の声
「何を言うかではなく、何をするかだ」
「言葉だけではなく行動で示せ」
「同じ過ちを繰り返せばやり返す」
日本国内の反応:保守層からの強い批判
一方、日本国内では特に保守層を中心に岩屋外相の発言に対して厳しい批判が相次いでいます。
●批判的な声
「村山談話や河野談話の継承を安易に言及するのは国益を損ねる」
「歴史認識問題を蒸し返して中国に利用されるだけだ」
「中国側への媚びと取られかねない発言は慎むべき」
●擁護の声も一部存在
「これ以上日中関係を悪化させないためには妥当な発言だ」
「歴史を認めることが国際社会での信頼構築につながる」
発言の意図と影響
岩屋外相の発言は、日中関係を改善したいという意図が込められていると考えられますが、日本国内外で捉えられ方が異なる点が特徴です。村山談話や河野談話は日本の歴史認識を示す重要な文脈である一方、国内では保守層から「自虐的」との批判を受けてきました。その継承を明言したことで、対外的な誠意を示す一方、国内では反発を招いている状況です。
この発言が中国側にどの程度受け入れられるか、また日本国内での批判が政府方針に影響を及ぼすかが注目されます。
岩屋外相の発言が日中関係改善の一助となるか、それとも国内外でさらなる議論を呼ぶ火種となるかは今後の対応次第です。政府がどのように歴史問題への対応方針を国内外に示し、バランスを取るかが鍵となるでしょう。
日中の緊張を緩和しつつ、国内の信頼を得るための新たな議論が必要とされる時期に来ていると言えます。
https://sn-jp.com
ネット上のコメント
・こんな奴が何故よりにもよって外相なんだか… 石破の任命責任は重い
・もう良いからアメリカ行けよ来年の1月半ば過ぎに
・早く自民党内でクーデター起きないかな
・自民党からこいつを追い出さないとマジで終わるぞ。
・こんな奴が外務大臣、元防衛大臣。日本に不利なことばかりする。そりゃ中国から金貰ってパーティ券も買ってもらうだけあるね
・大問題だろう
・やっぱりビザ以外にも余計なことしてたな