血税2億7千万円を投じる価値はある? 奈良公園でK-POP無料ライブ開催へ…

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奈良県が企画するK-POPアーティストによる無料ライブイベントをめぐり、その2億7千万円の事業費が波紋を呼んでいます。

この計画は奈良公園春日野園地で来年10月に行われる予定で、韓国・忠清南道との友好関係を記念する文化交流イベントと位置づけられていますが、一夜限りの祭典に多額の税金が投入されることについて、批判の声が上がっています。

SNSでは、奈良公園で鹿パトロールを行なっているへずまりゅう氏(本名:原田将大)も「アホすぎる」「単発で終わるだけ。もっと良い使い道があるだろ」と強い口調で非難しました。

事業の詳細と期待される効果
このイベントは奈良県と韓国・忠清南道の友好提携15周年を記念して企画されたもので、奈良県は「若い世代に国際的視野を広げてもらうきっかけになる」と期待しています。

会場となる春日野園地には最大で9千人の来場者を見込んでおり、無料で招待する予定です。

アーティストの選定は忠清南道が調整しており、奈良県国際課は「県の魅力を発信し、国際文化交流を深める機会になる」と述べています。

賛成派と反対派の主張
11日の県議会総務警察委員会では、自民党の一部議員から「県民感情として2億7千万円を使い、一夜で終わる祭典をするのは不自然」(荻田義雄県議)と批判が出ました。

一方で、他の議員は「アーティストとのコラボで県の魅力を発信する意義はある」と主張し、維新、公明、新政なら(立憲系)などが賛成票を投じたことで補正予算案は可決されました。

16日の本会議で最終的な採決が行われる予定ですが、事業の妥当性をめぐる議論は続いています。

へずまりゅう氏の批判とネットの反応
SNSでは多くのユーザーがこの議論に反応しており、へずまりゅう氏は「黙っていても外国人観光客は奈良公園に集まる。無駄な税金を使うな」と断言。

さらに、「単発イベントで終われば公園が荒らされるだけ」と懸念を示しました。

批判的な意見

「2億7千万円もあるなら教育や福祉に使ったほうが良い」

「地元の文化をもっと活用すべきでは?なぜ韓国に頼る?」

「公園が荒れるリスクがあるなら、環境整備費も含めてもっと慎重に考えるべき」

賛成派の意見

ネット上のコメント

・良公園でK-POP………こんなのいらねえだろ。

・お金という価値観を基準にした損得勘定で売ってはならないもの、買ってはならないものがあります。

・やるなら別な場所で!!日本古来の神聖な音楽の方が鹿も落ち着く!って思いました。

・そんなに使って、ペイするのか?ついこの間、K-POPは客入らんって話を聞いたところやで🙄

・なんでJ-POPじゃダメなのかな🤔

・ほぼギャラですよね。奈良県かわいそう。

・なぜよりによってK-POPなの…😰どうせやるなら日本人の歌手の方が良い!
「K-POPは若者への影響力が大きい。国際交流の第一歩として評価できる」

「これをきっかけに奈良に新しい観光客が来るなら投資としてアリだと思う」

「地域経済が活性化する可能性もある。試す価値はあるのでは?」

短期的な効果と長期的視点のバランスが必要
2億7千万円という大規模な予算を一夜限りのイベントに投じることは確かに疑問を生むものの、その影響が長期的に地域経済や国際交流に寄与するのであれば投資として意義を見いだせるでしょう。

ただし、現段階では具体的な効果が見えにくく、イベント終了後の成果が問われるのは間違いありません。

へずまりゅう氏の指摘する「もっと良い使い道」は、地元住民の声として重視されるべきです。

また、公園の環境保全や交通整理など、イベント開催に伴うリスク対策も同時に議論されるべきでしょう。

奈良県のK-POPイベント計画は、国際交流や観光促進という点では期待が寄せられる一方で、予算の規模や実効性については懸念が残ります。

県民感情を考慮した説明責任が求められる中、16日の本会議でどのような結論が下されるのか注目されます。

あなたはこのイベントに2億7千万円を投じる価値があると思いますか?