自民・護る会、岸田総理に中国のブイを撤去するよう決断を求める「明らかに主権的権利侵害」「日本側に浮遊する「海洋ゴミ」として粛々と撤去を実行すべき」

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尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に中国が無断で設置した問題について、『撤去』に関する規定がないということで放置されている。

これについて、高市早苗経済安保担当相が4日、Xに「今週の予算委員会でも本件に関する質疑がありました。日本の同意なく構造物を設置した事は『国連海洋法条約』違反ですが、同条約には「撤去」に関する規定がなく、今も外務省が中国に撤去を要請中。規定がないなら日本が撤去しても違法ではないと思うが…。」(参考)と投稿。また、「高市氏は3日夕、自身のX(旧ツイッター)でこう言及した=Xの投稿参照。10月28日のユーチューブ番組でも、高市氏は「本来なら(日本が)撤去すべき」「放置はできない」と決然とした姿勢を示していた。」とのこと(参考)。ネット上では賛成の声が多くあがっていた。

また、自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会(護る会)」は10日、岸田総理にブイ撤去の決断を求めたという。

護る会の青山繁晴代表のブログにはこう綴られている。

▼この提言は、いつもの通り、護る会の民主的手続きを踏んで完成しました。
すなわち、まず拡大執行部会に高木啓事務局長 ( 衆議院議員 ) 作成の原案を諮り、自由な議論を経て原案を修正し、それを総会 ( 今回は臨時国会の委員会審議などが頻繁に開かれている最中であることから、持ち回り総会 ) で93人全員の意見を聴き、完成に至ったものです。

そのため、総理には「中国のブイの撤去を求めるのは、93人の自由民主党衆参両院議員の総意です」ということを明確に、官房副長官を通じて、お伝えしました。

以下略

し入れには「明らかに主権的権利侵害であり、わが国として決して看過できないもんだい」とあるように、我が国の主権を守るためにはブイ撤去は当然であり、絶対に必要なことだ。また、規定だ何だというよりも、「日本側に浮遊する「海洋ゴミ」として、粛々とブイの撤去を実行すべき」ともあるが、まさにその通り。

総理の判断次第となるが、英断してくれることを願う。