立憲民主党の野田佳彦代表が、選択的夫婦別姓の導入を巡る議論について、「選べる自由を認めることが合理的だ」と強調しました。
産経新聞のインタビューに応じた野田氏は、「賛成が16.4%いるのでしょう?だからこそ選択的夫婦別姓が必要だ」と述べ、選択肢を増やす意義について語りました。
詳細:https://www.sankei.com/article/20250106-2TX7ILQS7NMOVFPPJ23JNZ7TDI/
野田代表は、同姓の強制が不都合を感じる人々に対する改善策として「選択的夫婦別姓」の必要性を訴えました。
「同姓で不都合を感じる人がいるならば、選択できるようにするのは合理的な考え方ではないか。それだけのことだ。」
また、小中学生を対象に行った調査で「別々の名字にしたい」と答えた割合が13.6%と低かった点について、「結婚や働くことの現実を知らないからだろう」とし、大人になると不都合を実感する人が多いため、7割が賛成しているとの認識を示しました。
一部で「夫婦別姓が家族の一体感を損なう」との懸念がある点について、野田氏は次のように反論しました。
「同姓でも家庭不和は生まれる。あまり合理的な話ではない。」
また、同姓を望む人はその選択肢を維持すればよく、「基本的には国が決めるのではなく、家族が決めればいい」と述べ、選択の自由を求める姿勢を強調しました。
通称使用の拡大で対応できるとの意見についても、「実際に多くの人が不便を感じている」と指摘しました。例えば、不動産登記やビジネスの現場では通称使用が支障をきたすことがあり、経団連も選択的夫婦別姓を支持していると述べました。さらに、海外での手続きなどでは、通称では限界がある事例が多いと強調しています。
野田代表の発言に対し、元海上保安官でSNS上で影響力を持つ一色正春氏はXで次のようにコメントしました。
「コレ本気で言っているのであればヤバイねこの人」
一色氏のツイートには「16%で政策を決めるのはおかしい」という意見や、「少数派の声に耳を傾けるべきだ」という賛否両論のリプライが殺到し、54.9万件の表示回数を記録するなど大きな反響を呼びました。
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選択的夫婦別姓を巡る議論は、家族の形をどう考えるかという日本社会の価値観を問うものとなっています。野田代表は「世論の7割が賛成している」と主張し、反対派に対して「選べる自由がなぜダメなのか分からない」と疑問を呈しています。
一方、一色氏のように「少数派の意見を理由に政策を推進することへの違和感」を指摘する声も根強く、賛否が分かれる状況が続いています。
野田代表は今後、野党間の連携を深めて議員立法の提出を目指しつつ、公明党との連携を通じて与党を巻き込んだ議論を進める方針を示しています。選択的夫婦別姓が法案成立に至るか、注目が集まります。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・民主主義を根底から否定??
・ならなぜ反対か分かるまでは、法案出すなよ。
・逆に賛成が16%しかいない、って理解出来んのか?この人は😅
・頭いたい
・この方、思いの外ダメでした。自民党はダメだが、立憲はもっとダメだ。困った、政治家の劣化が酷い。
・右目を負傷した理由は「ぶつけた」….陰謀論は好きではありませんので知りたいとも思いませんが。
・言ってる事ヤバすぎだろコイツは