食事の前後に手を合わせて「いただきます」「ごちそうさま」と言う習慣――子どもの頃は当たり前に行っていたものの、大人になってからは「恥ずかしい」「子どもっぽい」と意見されることがあるようです。
このシンプルな習慣が、思わぬ論争を巻き起こしています。
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【様々な声】外食で手を合わせて「いただきます」 大人がするのは恥ずかしいとの意見も
https://news.livedoor.com/article/detail/27763964/
「手を合わせていただきますが言える人が好き」という肯定派がいる一方で、「心の中で言ったらいいのでは」と異を唱える人も。中には「店員さんに笑われた」と嘆く人もいたという。
https://x.com/livedoornews/status/1868174148280750289?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1868174148280750289%7Ctwgr%5E089e493258bb8db7d2e8a40eada11db9bda07b98%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fsn-jp.com%2Farchives%2F183374
背景にある「食育」と文化的価値
文部科学省が食育教材として発表している「たのしい食事つながる食育」では、「いただきます」「ごちそうさま」は「食事をおいしくするまほうの言葉」とされています。
食材への感謝
命をいただいているという意識。
関わる人々への感謝
生産者、調理者、提供者など食に携わる多くの人々への敬意。大人になっても続けることで、食の大切さや感謝の気持ちを再確認できる、という教育的・文化的価値があるとされています。
賛否両論が続く
この話題が広がると、SNSではさまざまな意見が飛び交いました。
肯定派の声
「感謝する気持ちは年齢関係なく持ちたい」
「一人でも自然に手を合わせる人、素敵だと思う」
「他人が気にしすぎ。自分のスタイルを貫けばいい」
否定派の声
「手を合わせるのは子どもっぽい感じがする」
「いちいち人前でやらなくてもいいのでは?」
「外では目立つし、やりすぎ感がある」
中立派の声
「自分はやらないけど、やる人を否定はしない」
「場面や相手次第かな?一人でやるのは良いけど合コンでは気まずいかも」
「いただきます」に込められた心
「いただきます」「ごちそうさま」は、食事に対する感謝の言葉であり、日本特有の美しい文化です。それを実践するかしないかは個人の自由ですが、他人がその習慣を大切にしていることを否定する必要はないのではないでしょうか。
外食や合コンといったシーンであっても、自然に手を合わせられる姿に感心する人がいる一方、違和感を持つ人もいる――。
それでも、感謝を忘れず続けることこそ、現代において大切な価値観なのかもしれません。
皆さんは、食事の前に「いただきます」、言いますか?
ネット上のコメント
・手を合わせて、いつも小声か心の中で「いただきます」と言ってます。ちゃんと「いただきます」言えなくて、ごめんなさい
・どうして、こんな当たり前の事が ニュースになるのか、さっぱり わからんのやけど…
・松屋や松のやで食器返す時「ごちそうさまでした」は言ってる
・笑わせときなよ。
・外食でも食べる前の挨拶は頂きますでしょう?内と外では違うんですか??逆に聞きたい。
・それより、店員が食事を持ってきて「ありがとうございます」を言わない方が恥ずかしいと思う
・そんなこといちいち気にしない人達と美味しい食事を楽しみたい。