林芳正官房長官は1月14日、衆参両院の議院運営委員会理事会において、通常国会を1月24日に召集する方針を伝えました。
会期は6月22日までの150日間を予定しており、延長がなければ参議院選挙は7月3日公示、7月20日投開票となる見通しです。
今回の選挙日程は、東京都議会議員選挙との接近を避けるよう求めた公明党の要望に配慮し、7月20日という異例の3連休(海の日を含む)中日の投開票となることが決定されました。
3連休中日に国政選挙を実施するのは初めての試みです。
また、与野党間では、石破茂首相が1月24日の衆議院本会議で施政方針演説を行う日程でも合意されました。
足立康史氏の指摘、「スキャンダルのリスク」を懸念
この異例の選挙日程について、元日本維新の会国会議員である足立康史氏は自身のSNSで「これ自体がスキャンダルになりかねないレベル。大丈夫か」との懸念を表明。
異例の3連休中日の投票日設定に対し、投票率への影響や与野党間の政治的駆け引きが話題となっています。
日程調整の背景にある与党と公明党の意図
公明党はこれまで、参議院選挙と東京都議選が近接することで選挙運動が重なり支持者への負担が大きくなることを理由に、日程の調整を求めてきました。
今回の決定は公明党への配慮が大きな要因とみられますが、3連休中日という異例の設定には、有権者の動向や選挙活動の影響についてさまざまな議論が予想されます。
これまでに3連休中日での投票が行われたことはなく、投票率の低下や有権者の混乱を懸念する声も出ています。
一方で、遠方に住む有権者が旅行先から期日前投票を利用するなど、選挙への影響を最小限に抑えるための取り組みが求められるでしょう。
今後の通常国会で、選挙制度改革や投票環境の改善がさらに議論されることが期待されます。
ネット上のコメント
・そこまでするか
・身勝手すぎて驚きました。これは投票率を下げる為で、国民の方を向いていない証拠だと思います。いくら口で耳障りの良いことを言っても、行動が全てを語ってるよなと思います
・もうそういう手段に出るしかないという事でしょうね…
・半数が期日前投票するだろうから…
・そのうち平日にするかも?
・私利私欲が過ぎる
・みんな期日前しよ