アパホテルが2017年に客室内に設置していた「南京大虐殺」や「慰安婦の強制連行」を否定する書籍をめぐる問題が、現在X(旧Twitter)で再び注目を集めています。
1月21日現在、「アパホテル」がトレンド入りし、関連投稿は18,454件を超えています。
この問題は、2017年に産経新聞が報じたもので、中国外務省の華春瑩報道官が「日本国内の一部勢力は歴史を正視しようとしない」と厳しく批判。
当時、中国版SNS「微博(ウェイボー)」での投稿が発端となり、中国国内では旅行会社がアパホテルの取り扱いを中止するなどの影響が広がりました。
中国外務省の華春瑩報道官は、当時の記者会見で「日本国内の一部勢力は歴史を正視しようとしない。正しい歴史観を国民に教育し、アジアの隣国の信頼を得るよう促す」と述べ、日本政府に対応を求める姿勢を示していました。
この問題は、2017年1月12日にアパホテルに宿泊した中国人と米国人の男女が中国版SNS「微博(ウェイボー)」で指摘したことで拡散し、中国国内で大きな波紋を呼びました。
これを受け、中国共産党機関紙「環球時報」は、当時日本国内で営業する中国の旅行会社がアパホテルの取り扱いを中止したと報じるなど、影響が広がりました。
X上での反応
今回、過去の報道が再び拡散されると、多くのユーザーがアパホテルの対応を再評価するコメントを投稿。
「当時の毅然とした対応を支持する」「表現の自由を守る姿勢が素晴らしい」といった声が見られる一方で、「中国市場を無視するリスクもあったはず」「ビジネスとしては賛否が分かれる」といった意見も上がっています。
また、政治的な観点からの議論も活発化しており、「歴史認識問題に対して日本企業がどのように対応すべきか」といった意見が交わされています。
アパホテルのスタンスと今後の影響
アパホテルは当時、「書籍は代表の個人的見解であり、撤去の予定はない」との立場を示していました。今回の再注目を受けて、改めて企業の立場や対応に注目が集まることが予想されます。
今後、X上での議論の広がりにより、国内外のメディアがこの話題を取り上げる可能性もあり、引き続き動向が注視されます。
ネット上のコメント
・アパホテルを支持します
・この件含め色々と感心させられたアパホテルがなぜまだフジのスポンサー降りてないのか不思議です。
・アパホテルは素晴らしい✨
・アパ無双。応援します!
・日本の全ホテルにこの本を置きたい
・良いホテルです。
・使って応援ですね