女優の泉ピン子さん(77)が、30日放送のフジテレビ「超しらべてみたら」で自身の年金受給額を明かし、その金額の少なさに国への怒りを爆発させました。
月額わずか約4万4千円の年金に「これで生活できるわけない!」と不満をぶつけ、物価高に苦しむ現在の生活を赤裸々に語りました。
公開された年金額に驚きと疑問
番組では「芸能人に年金額を直球質問!」という企画が行われ、泉さんは通帳の写真を公開。「2カ月で8万8263円」、つまり月4万4千円ほどの年金を受け取っていることを明かしました。この金額について、泉さんは「途中で事務所辞めたときに納付をやめたのかも」と50代で経験した事務所との金銭トラブルを思い返しましたが、それでも納得がいかない様子でした。
泉さんは物価高が家計に与える影響を嘆き、「スーパーに行くと1万円札があっという間に飛ぶ」と訴えました。
国への怒り「お前ら裏金どこ行ったんだ?」
年金額の少なさに対して、泉さんは「国ふざけんなバカヤロウ!」と怒りをあらわにし、「税金を払ってきたのに返してもらっていない!お前ら裏金どこ行ったんだ?」と痛烈に批判。また、「政治家になれと言われたことがあるけど、本当にそうしておけばよかった」と冗談交じりに不満を述べました。
「共感」「自己責任」など賛否
この発言に対し、ネット上では多くの反応が寄せられました。
●共感する声
「泉さんの怒りは正当。物価高の中で月4万円の年金で生活するのは不可能」
「税金や年金を真面目に払ってきたのに、この金額は確かに厳しい」
「芸能人だから高額な年金を受け取っていると思っていたけど、意外と普通なんだ」
●批判や冷静な意見
「年金は納付期間が影響する。支払いを止めたのなら自己責任もあるのでは?」
「政治家を批判するのはいいけど、自分の過去の行動も振り返るべき」
「高齢者だけでなく若者も将来の年金に不安を抱えている。制度全体の見直しが必要」
年金問題と格差の現実
泉ピン子さんの発言は、年金制度の不透明さや物価高に苦しむ国民感情を象徴するものと言えます。特に、納付期間の影響で受給額が大きく異なる年金制度には多くの課題が指摘されています。現役時代の収入が高かったとしても、納付期間が十分でなければ受給額が少なくなる現行の制度は、特に自営業やフリーランスの人々にとって厳しいものです。
また、物価高や高齢化が進む中で、年金だけに頼る生活が厳しいことは明白です。泉さんの発言が大きな注目を集めた背景には、多くの国民が同じ不安を抱えているという現実があるのではないでしょうか。
泉さんのように有名で発言力のある人物が問題提起することで、年金制度や社会福祉のあり方について再び議論が活発化することが期待されます。高齢者だけでなく、将来世代にも安心を与える制度の改革が求められています。
ネット上のコメント
・払ってる額少なきゃ貰える金額少ないわな。当たり前
・影響力のある人に声をあげて頂きたい🙇♂️🙏
・吉幾三さんとコラボして欲しい!
・年金、支給の前に支払いがきつい
・なんだか、大御所なのに大変そう
・元々、当初から年金だけで暮らせるようになってないでしょ?
・裏金を税金や年金やと思ってる人おるんやね笑