大晦日も元日も年中無休で営業することを掲げたイオンの広告がネット上で議論を呼んでいます。
広告には、「この国で頑張るすべてのひとに、はっけよい！」という力強いメッセージが添えられていましたが、これに対しSNSでは賛否両論の声が寄せられています。
広告の内容
広告には「イオンは大晦日も元日も年中無休で営業しております」と記され、さらに「2025年がお客さまひとりひとりに笑顔をもたらす幸多き一年になりますことを祈って」と結ばれています。一方で、「はっけよい」という言葉を用い、「元気を出して頑張っていきましょう」という応援のメッセージを伝えています。
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もうこういうの企業イメージ悪くすると思うんだよな
https://x.com/yuuraku/status/1873903461345235420?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1873903461345235420%7Ctwgr%5E46ffef173f9fb6c06f4e70fa82bf2ffdeb058fa4%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fsn-jp.com%2Farchives%2F227112
労働環境への懸念と賛否
この広告について、SNSではさまざまな意見が寄せられています。
●批判的な意見
「従業員のことを考えているのか？ 年中無休の営業は負担が大きい」
「こういう働き方を推奨する企業姿勢が日本の労働環境を悪化させる原因だ」
「『はっけよい』とかポジティブな言葉で現場の犠牲を美化している感じがする」
●支持する意見
「忙しい年末年始、営業してくれるおかげで助かる。感謝しかない」
「需要があるからこそ営業するわけで、必要な人もいる。批判するだけではなくバランスが大事」
「企業が存続するには営業努力が必要。従業員もそれを承知の上で働いているはず」
●冷静な意見
「年中無休の営業は顧客には便利だが、従業員の待遇改善も併せて進めてほしい」
「働き方改革が叫ばれる中で、こういう広告が出るのは時代錯誤に見える」
企業の姿勢と社会的責任
この広告が批判を浴びる背景には、日本の長時間労働や過酷な労働環境への懸念があります。年中無休の営業は顧客にとって便利である反面、従業員への負担が増大しやすい側面も見逃せません。広告で伝えられた「頑張る全てのひとに」というメッセージが、実際に現場で働く従業員に寄り添っているのかどうかが問われています。
また、「はっけよい」という言葉の選び方や明るいトーンの広告デザインが、働き手の負担を軽視しているように映る点も批判の一因と考えられます。一方で、需要があるからこそ年中無休の営業を続けるという企業努力を評価する声もあるため、企業がどうバランスを取るかが重要です。
労働環境とイメージ戦略
イオンのような大企業が、従業員の労働環境にどれだけ配慮し、社会的責任を果たすかが注目されます。年中無休というスタイルが顧客に支持される一方で、労働環境の改善や休業日の導入を検討するなど、時代の流れに合った対応が求められるでしょう。
広告を通じて伝えたかったメッセージが真に届くためには、現場の声を反映し、顧客だけでなく働く人々にも「笑顔をもたらす」企業姿勢が必要です。この議論を契機に、日本全体の働き方や休むことの価値について再考する機会となることを期待します。
ネット上のコメント
・別にいいんじゃねえの？
・客が来るんだから良いのでは？百貨店も時短で開くからねぇ。
・稼ぎたい人にはお正月の勤務は意外と良かったりします。パートやアルバイトなら尚更いいかと。自分も若かりし頃やっていましたが、営業時間短い割に時給高かったりとかあってお得感ありました。
・自分も年末年始の休みはカレンダー通りではないけど、全然それで良いって思ってる。
・本社はボーナス貰って大連休。店員だけが時給で働かされる。
・正月休むの勿体なさすぎるので働くこと全く違和感なし。正月手当もあるので金欲しい人は働いて家庭があったり正月みんなの休みに合わせ休みたい人は休むのが普通。イオンのテナント出身です
・代わりに別の日に休めれば問題は無いのでは
