飛行機の中ではしゃぐ若者3人。それを怒鳴り散らす客室乗務員…私が飛行機内で見た奇妙な光景

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先日プライベートでグアムに渡航した際、某外資航空会社を利用したときの事。
何とも奇妙な、そして考えさせられる光景を見た。

1月初頭、少し遅れた冬休み。
社会人は、この時期に友達とグアムで行くのは中々難しい。
有給を被せたりなどと色々と調整が必要だからだ。

休みを併せられたのが嬉しかったのか、横並びで座っていた男性3人は、少し高いテンションで、会話を楽しんでいた。
はしゃいでいた、という方が適切だろうか。
会話の節々で何とも楽しそうに笑い出す光景は、少しうるさいと言えばうるさい、けど微笑ましいという感情にも似た感覚を覚えている。

それよりも中国人らしき子連れの家族の子供が大きな声で泣き出していて、そちらの方がうるさかった。
それもまぁ赤ん坊の癇癪だ、南国に行くのに少しにぎやかとなっているのは仕方がないと、特に気にせずに航空機内の会話を楽しんでいた。

しかし、しばらく時間が経つと、とても大きな違和感を感じる事になる。
その対象は、「客室乗務員」の対応だった。

飛行機の中は、総じて少しにぎやかであった。
赤ん坊は泣き、中国人の会話の声は大きい。
そう考えると、あの「男性3人」は、特段気にならない楽しみ方をしていた様に思える。

しかし、その「客室乗務員」は違ったようだ。

飛行機内でお酒を楽しむ男性3人。
一人がもう一杯頼もうとした時、客室乗務員はその近くにいる人全員に聞こえる様な大きな声で、男性たちに話しかける。

「もう、あんまり酔っぱらわないでくださいね!周りの人達に迷惑かかりますから!」

初めからテンションは高い感じだったので、既に飲んでいたのか、そもそものテンションがこの程度なのか、少なくとも筆者の席からはわからない。
しかしその中、2杯目を注文しようとした男性を大声で「酔っぱらい」扱いした事に、私の中で強い違和感・・・いや、不快感にも似た感覚を覚えた。

男性はあまり気にいない素振りで「大丈夫です」と一言、結局客室乗務員はお酒を渡し、前方へ。
しかし客室乗務員が去った後、「何でこんな扱いなの」と小声で不平を述べていたのを、かすかに聞き取る事ができた。

同乗していた、隣の妻に、「あの人たちより、前の人(子連れの中国人家族)の方がうるさいよな?」と聞くと、コクリと頷く。
どうにも腑に落ちない、違和感を感じざるを得なかった。

その後、再びトラブルが。
飛行機が着陸の為に降下を開始し、アナウンスで立ち上がらない様指示が出た直後の事。

「トイレ行き忘れた」
「間に合うかな?」
「CAに聞いてみる?」

そんな会話が男性3人組から聞こえます。

通路側に座っている男性が、CAを呼ぼうと少し中腰で振り返った直後・・・
先程の客室乗務員が、

「何やってるんですか!」

と先程よりも大きな声で男性のもとへ。

「あなた達いい加減にしてください!」
「アナウンス聞いてなかったんですか!」
「だから酔っぱらわないようにって言ったじゃないですか!」

と、男性3人も表情が曇る程の大声で、男性を注意したのでした。

「だから聞こうとしたんじゃないですか」

通路側の男性もたまらず返答。
すると被せ気味で再び、

「ダメですよ、アナウンス聞いてなかったんですか!」
「座っててください!報告しますよ!」(※何に対してかは不明)

と注意をします。

その他二人の男性も、流石に不満を持ったのか、

「なんだ報告するって」
「しろしろ」
「つーかなんでこんな目の敵にされなきゃいけないの」
「意味わからん」

と不満を口にします。
しかし、その客室乗務員よりも、遥かに小さな声で。

男性達が表現した「目の敵」という表現に、とてもしっくりときた部分がありました。

果たして、男性3人組は、他の乗客と比べて、うるさかったのか。
他の乗客より、酔っぱらっていたのか。
他の乗客に迷惑をかけていたのか。

もし仮に、通路を挟んだ隣にいた私が気付かない様な、マナー違反をしていたなら、確かにそれは注意されるべきでしょう。
でも、それならば、周囲に気付かれない様に、

「お客様、周囲のお客様がいらっしゃいますので、少し声のトーンを下げて頂けますか」

と、なぜ言えないのか。

少なくとも、誰よりも大きな声で、周囲の人に聞こえる様に、この男性3人組を「酔っぱらい」と決めつけて注意をするやり方に、大きな違和感を感じました。

マナーを注意するのは、大事。
しかし、その注意する人間にも、「マナー」が必要なのではないでしょうか。

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