サムスン副会長、素材確保に奔走するも日本の素材メーカーは供給に難色=韓国の反応

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韓国のポータルサイトネイバーから、「李在鎔、日本の海外工場調達を探すが…”政府の承認がなければならない”難色」という記事を翻訳してご紹介。
李在鎔、日本の海外工場調達を探すが…「政府の承認がなければならない」難色
2019.07.09|午前04:16

日本の海外工場、短期間内での物量変更は現実的に不可能…品質問題で代替材探しも難航


三星電子の李在鎔副会長が、半導体核心素材の輸出規制の問題を回避するために、日本の素材メーカーの海外工場から物量を確保する方法を探しているが、該当企業は消極的な反応を示していることが分かった。

企業が民間の外交チャンネルを総動員して被害を最小化するために奔走しているが、韓日両国の政府間の突破口が見出されなければ力不足という声が出ている。

8日、複数の政財界の消息筋によると、ステラケミファやJSRなどの日本の半導体企業は、輸出規制対象でない海外工場を通じて追加物量の供給を求める韓国側の要請に難色を示したという。

日本の経済産業省は1日、韓国への素材輸出規制の方針を発表し、日本メーカーの海外工場で生産された製品は規制の対象に含まれないと明らかにした。ステラの場合、台湾とシンガポールで、JSRはベルギーで半導体回路を設計通りに削るエッチング工程用の高純度フッ化水素(エッチングガス)を生産している。

日本メーカーが海外工場で生産した物量まで政府の顔色をうかがっているのは、安倍内閣を意識しているためだ。長期執権中の安倍首相が参議院選挙を控え、超強硬に固執している状況で、企業が韓国に友好的な決定を下すことは容易ではない。

半導体業界の関係者は、「日本政府の発表とは別に日本メーカーの間では海外工場を通じて韓国メーカーに輸出する場合、日本当局が審査するという話が出回っている」とし、「海外工場を迂回する案が意味ある代案とは考えられない理由」と述べた。

日本政府が海外工場から韓国に輸出する迂回方式にブレーキをかけなかったとしても、状況は楽観的ではない。工場ごとに、既に生産と供給物量がぴったりかみ合って回っている状況で、韓国メーカーだけに追加物量を与えるのは容易ではないからだ。

先月30日、日本政府の輸出規制の方針が伝わるとすぐに、サムスン電子とSKハイニックスが日本の素材メーカーに役員や従業員を派遣したが、追加確保した物量が1週間分にとどまったのもこのような理由からだ。

業界関係者は「韓国メーカーのために工場を拡張し、物量を増やしても、少なくとも1~2年はかかるだろう」とし、「日本の素材メーカーは、日本の現地工場が正常に動いている状況で、韓国の物量を増やすために海外工場を増設するということも考慮するのは難しい事案」と話した。

また別の半導体業界の関係者は、「ステラケミファの場合、台湾TSMCの工場の隣に高純度フッ化水素生産施設を備えているが、大部分がTSMC供給用であるため、韓国メーカーに与える物量はほとんどないと見るのが正しい」とし、「工場ごとに自主的に生産物量計画があるが、突然これを変更するというのは期待しにくくく、一部ラインの増設で国内企業の消費量を充足することもできない」と明らかにした。

李副会長は今回の出張で、李健煕会長の時から築いてきた人脈を総動員して突破口を模索するものと見られる。地元の各供給業者も、今回の政府の輸出規制で打撃を受けているだけに、被害の最小化に向けた協力策を議論し、今後の対応策作りに取り組むものと見られる。特に、日本国内の財界元老と有力企業家を通じて助言を聞き、間接支援が可能かどうかを打診するという展望も出ている。

サムスン電子は内部的に日本産素材が消尽する非常事態に備え、東進セミケム(フォトレジスト)、ソルブレイン・イエンエフテクノロジー(エッチングガス)など国内メーカーから代替材を求めるテストに着手した。しかし、半導体工程の特性上、特定素材を変更した時、完成品で同一の特性が出るのか、品質テストをするためだけでも40~50日はかかる。

業界関係者は、「高純度フッ化水素の場合、50余りの半導体の細部工程に使われているが、少しだけ不純物が混ざっていもエラーが発生する」「洗浄は分からないが、エッチング工程には日本産のフッ化水素ではなく、代替材を使うのは難しいため、供給先の多角化が一朝にして適用されるのは難しい」と話した。

また、「個別企業の立場からできることは極めて制限的」とし、「日本政府の輸出規制以降、初めての承認が出るまで不確実性が最も大きいため、この期間の需給をどう調節するか個別的な対策を立てている状況」と明らかにした

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