「お前バカか!?」生徒を叱る教師。その横を通った教師が「ボソッ」と呟いた一言が叱る教師を絶句させる事態に

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私が中学校へ通っている時の話です。
懐かしいなぁ…そう振り返る一幕にしか過ぎなかったのですが、大人になった今だからこそ、実は深く重いメッセージだったのではないか、そう考えさせられる出来事でした。

中学時代、あまり勉強が得意ではなかった私は、専ら外で遊ぶのが大好きな子供でした。
聞こえは良いですが、勉強そっちのけで部活のサッカーにのめり込む日々。
無論、勉強は愚か宿題にすら手をつけた事もありません。

しかし、高校進学がいよいよ迫って来た時期、スポーツ推薦を得られなかった私は自分の志望校へ進学出来ない可能性がある事を知ったのです。
サッカー選手や将来サッカーに携わる事を夢見る上で、その高校進学は必須。
推薦を獲得出来なかった私は、止むを得ず一般受験をする事になりました。

ある日、ろくに勉強をしてこなかったツケが回り理解力の乏しい僕に、当時担当していた数学の先生が大激怒…

すると、執拗に叱られる私の横をサッと通り過ぎた学年主任の先生が”ボソっ”と呟いた一言が、この大激怒する先生を瞬時に黙らせる事になったのです。

塾にも通い、学校では先生に何度も同じ所と復習を個人的に質問し、他生徒に追いつこうと必死でした。

そんな時、私が一番苦手だった数学の先生に職員室へ呼び出され、執拗に怒られたのです。
先生も、相当イライラしていたのか、あまりにも私が簡単な問題で何度もつまずくので、大激怒してしまったのでしょう。

この程度の問題をいつまで手こずってるんだ!?
お前バカなのか!?
そんなんじゃ一生希望校なんて受からないぞ!!

こう怒られている最中、どこからかふらっと近付いて来た学年主任の先生…
この先生は、生徒から根暗的な存在として認知されていて、基本は物静かな先生です。
普段から、授業中も声が小さくあまり何を言っているのか分からない事も多々。
しかし、そんな内気な学年主任の先生が、執拗に怒られている私の側にふっと近付き、こんな言葉を投げかけて行ったのです。

◯◯先生…
”そんな簡単な問題”が早く解けるために、”そんな簡単な問題”を深く理解させてあげて次のステップアップした問題を解ける様にするために、僕たち教師がいるのではないでしょうか?

”そんな簡単な問題”を早く理解させれる様な教え方を摸索するべきでは?
生徒に向かって”バカ”はダメです。
立ち位置を見誤らない様にしましょう。
叱り怒り続けたって問題は解けませんからね…
この言葉に、大激怒していた教師は絶句。
一言も発せなくなってしまい、既に立ち去った学年主任の先生に向かって小さな声で「何なんだあいつ気持ち悪い」と、小さな抵抗をするのが精一杯といった表情でした。

その後、学年主任の先生を追いかけて、「ありがとうございました!」とお礼を言うと、先生は「これが私の役割だから。頑張ろうね」と、初めてニコッと笑顔を見せてくれました。

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